新Bチームの監督です。
本日は今年2試合目の試合模様をお届けいたします。
今回の対戦相手は「高塚新田ラークス」さん。
グラウンド提供、日程調整、有難うございました!
それでは、試合内容です。
まず、私は試合前ミーティングの際に子供たちに伝えている事として、
・全力でプレーすること
・仲間を気にかけた声掛けをすること
の2点を継続して言い続けています。
特に2つ目は、団体競技のみならず、社会性を育む上でも必要と思い
特に重要視しています。
ちなみに、野球の声掛けと言ったら、
「バッチコーイ!」
「ウェ~イ!!」
などと、なんか締まりのない声が多いと感じられる方もいらっしゃると思います。
実際1年くらい前、子供たちに対してどんな声を実際に出しているか聞いたら、
「ウェ~イ!!」とか、「オーイ!!」
と、本当に言ってました(爆笑)
こちらも声出しに関しては指導をしていなかったので、こりゃ~ちゃんと説明しないとダメだなと思い、昨年の市内大会後(7月くらい)から繰り返し指導してきました。
なぜ声を出すのか、なんのために出すのか。。。
相手打者のスイングや、ランナーの状況に応じて、次を予測した各守備位置を自ら取ったり、他の選手に教えたりする。
または、ピッチャーへの気遣いや、三振や盗塁失敗などで落ち込んだチームメートを励ます。
こういう事を積極的に"自分"から実行することがチームプレーなんだと繰り返し説明しました。
そのおかげか、今回の試合ではその成長が大きくみられるようになったのです。
前段はここまでとして、
スターティングメンバーは、普段外野やベンチスタートの子たちを内野に据えて、
レギュラーの子たちがどうやって気にかけているかをチェックしてみました。
内野に入った子たちは目がキョロキョロと声も小さく緊張した様子。
しかし、キャプテンを中心に、
「リラックスしていこう!」
「大丈夫!大丈夫!」
と前向きな声掛けがつながります。
また、バッテリーもいつもと逆にしたところ、
先発経験も少なく、緊張しやすい性格のためか、なんとか投げるものの四球も絡みピリッとしません。
(本来ピッチングはチームトップレベルなので次に期待!!)
そこも、キャッチャーが「さぁ、ここに来い!」とミットを構えて、
要所でアドバイスや声掛けを絶やしません。
そんな良い雰囲気なので、最後の方は連続三振を取り、
なんとか乗り切ります。
(私が一番ヒヤヒヤしていましたがw)
攻撃では先頭打者ホームランから緊張が解けたのか、みんな積極的に次の塁を狙う姿勢が出てしかも全員でランナーコーチをしたりと、自分たち主導で野球をしているのが本当に私は嬉しかったです。
中でも盗塁を失敗して泣いて帰ってきた子に対して、
ベンチ裏でキャプテンが励ましている姿や、
2番手ピッチャーがストライクが取れずに苦しんでいると、
サードの子がタイムを取ってマウンドに内野手を集めさせたりと、
本当に感動すら覚えました。
(そろそろタイムを取って落ち着かせようかな~って思っているところで先に動かれたのは内緒です。)
後半はエース投入でチーム全体の声出しボリュームも最高潮!!
狂ったようにチームを鼓舞している選手たちが愛おしく、そして大丈夫か?血管切れないか!?と少し心配だったりww
試合の総括として後ミーティングでも伝えましたが、
チームワークをしっかりできたことに対して短く最大の賛辞を送りました。
「みんなチームプレーできたじゃないか!すごいぞ!!」ってね。
(良いプレーした人に拍手してます)
帰りの車内でもキャプテンとピッチャーの子がお互いを褒め合ったり、認め合ったりと、
本当に良いチームになってきたなと感じました。
(負けている状況でも同じことができるのか、次に期待です)
余談ですが、試合前に闘魂注入として全員の背中を叩く儀式をしているのですが、
叩き忘れた子が打席に入る前、「僕にもして!」と言われました。(かわい~な~♪)
何気なく始めたのですが、子供たちにはすっかりルーティーンになっているのですね。
Bチームは上記を意識しながら今年1年間を通じて成長して行きたいと思いますので、
保護者の皆様もご協力の程、宜しくお願い致します。
監督、お疲れ様でした。子どもたちへの承認行動は、自主性を促しますね〜、続けてください。代表